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   映画 大脱走 (1963/米)
    THE GREAT ESCAPE
   

 『荒野の七人』のスティーブ・マックィーンとジョン・スタージェス監督が再びコンビを組み、第ニ次大戦中、脱走不可能と言われたドイツの捕虜収容所から連合軍捕虜が大量脱走したという実話を映画化。テーマ音楽である「大脱走のマーチ」も大ヒット。

監督: ジョン・スタージェス John Sturges
原作: ポール・ブリックヒル Paul Brickhild
音楽: エルマー・バーンスタイン Elmer Bernstein
出演: スティーブ・マックィーン Steve McQueen
    ジェームズ・コバーン James Coburn
    リチャード・アッテンボロー Richard Attenborough
    チャールズ・ブロンソン Charles Bronson
    他多数

【映画の解説】

 脱走不可能なドイツ軍捕虜収容所。そして、250名の連合軍兵士が前代未聞の脱走計画を遂行するというもの。
苦労をした準備も完了し、綿密な作戦によって脱走を開始する。1人また1人、死を賭け、自由を求めるダイビングが進行していく。終始ハラハラさせる展開と、実際に行われたとう収容所の建物の下からフェンスの外までトンネルを掘り進む作業の為のテクニックには感心させられてしまう。英米独の兵士そして将校の違いを描き分けながら、独軍に見つかってしまうのではないかというサスペンスがあり、250人が脱走してからは逃走と追跡のスリルが描かれる。結局逃げ切れたのは2人だけだったが、捕虜たちは懲りることなしに新たなる脱走計画を練るのだった。この映画はドラマ性が高く、キャラクターやストーリーが見事につくりこまれており、実は万人(女性・子供にも)に薦められる作品だと想います。戦争映画といっても戦闘場面はほとんど有りません。巧妙な脱走のための準備、そして兵士達の人間模様がこの映画の柱となっています。
 出演者は、知った顔が勢揃い(豪華)だが、なかでもヒルツ役を演じたスティーブ・マックイーンが素晴らしく、とにかくカッコ良い。オートバイで軽快に逃げ回るスティーブ・マックインが国境で見せるジャンプシーンは、映画史に残る。マックィーンが何度も独房に入れられるシーンも良い。また、トンネル堀りの名人だが本当は閉所恐怖症という役を演じたチャールズ・ブロンソンも印象に残ります。この映画に限って女ッ気は一切無し!  何時観ても新鮮に感じる映画です。
 ところで、「大脱走2」という映画があるって知ってますか? 主演は「スーパーマン」の故クリストファー・リーヴです。



スティーブ・マックイーン Steve McQueen

1930年生まれ。アメリカ・インディアナ州出身。1956年『傷だらけの栄光』で映画デビュー。1958年にはテレビシリーズ『拳銃無宿』で人気俳優に。1960年『荒野の七人』で大スターになる。1980年11月7日肺ガンのため死去。

【主な出演作品】

『荒野の七人』1960
『大脱走』1963
『シンシナティ・キッド』1965
『華麗なる賭け』1968
『ブリッド』1968
『栄光のル・マン』1971
『ゲッタウェイ』1972
『パピヨン』1973
『タワーリング・インフェルノ』1974
『ハンター』1980 


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