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     映画 カサブランカ (1942米)
         CASABLANCA

 アカデミー賞他世界映画賞に輝く映画史上最高の愛の名篇!  米映画の黄金期を代表する恋愛映画として、今も多くのファンを獲得している名作!

監督: マイケル・カーティス Michael Curtiz
音楽: マックス・スタイナー Max Steiner
原作: マーレイ・バーネット
    ジョアン・アリソン
出演: ハンフリー・ボガート Humphrey Bogart リック
    イングリッド・バーグマン Ingrid Bergman イルザ
    ポール・ヘンリード Paul Henreid ビクター
    クロード・レインズ Claude Rains 警察署長
    コンラート・ファイト Conrad Veidt
    ピーター・ローレ Peter Lorre

【映画の解説】

 第二次大戦中につくられた”反ナチス映画”の1本だが、時代を超えた第一級のラブストーリーとして今も多くのファンを獲得している名作。脚本が未完成のまま撮影開始。 

 美しいとしか言いようもないイングリット・バーグマン(イルザ役)と けっしてハンサムではないが、男らしい渋さの”ボギー”ことハンフリー・ボガード(リック役)が主演。そしてカサブランカの警察署長に扮し、いい味を醸し出すクロード・レインズとキャスティングも充分。

 舞台はパリ。恋人同士の二人は楽しい日々を過ごす。だが、ヒトラーのナチスドイツがヨーロッパに侵攻、各地にレジスタンス運動が組織される。パリが占領されると人々はモロッコのカサブランカに脱出する。脱出の最後の列車に乗るべくパリの駅で待ち合わせるが、置手紙がありイルザは来ない。ナチスの強制収容所で死んだと思っていた彼女の夫が、パリから脱出する日に生存の知らせを受ける。その夫を見舞ったことでの悲劇的な別離となったのだった。裏切られた思いでサムと旅立つリック。

 舞台はカサブランカのアメリカンクラブに移る。
戦火近づく1940年、フランス領モロッコのカサブランカは自由を求めて渡米しようとする人々(アメリカへの亡命を図るヨーロッパ人たち)で溢れていた。
カサブランカで酒場を経営するリック。リックの経営するその店を訪れた紳士と淑女が、レジスタンスの有力指導者ラズロ(反ナチス運動を指導する夫)とイルザ。二人はナチスの手を逃れ、亡命のためこの地で渡航証明を入手する算段だった。リックはかつてパリで恋に落ちたイルザと再会する。イルザに裏切られながらも、いまだに彼女を忘れることが出来ないリックは、ナチスの目を盗んでふたりを無事にアメリカへ脱出させようとする。
 
 二人の男と一人の女の三角関係を、これでもかと注ぎ込まれたロマンティックな要素や「君の瞳に乾杯」「そんな昔のことは忘れたよ」「そんな先のことは分からない」など名台詞と、サムの歌う「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」とともにマックス・スタイナーの美しい音楽で彩ったメロドラマ最高傑作。公開の翌年、アカデミー賞作品賞、監督賞、脚色賞などを受賞。

 ◆米映画協会(ロサンゼルス)は「米恋愛映画ベスト100」を発表、ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン共演の「カサブランカ」(1942年)をトップに選んだ。

【 映画 カサブランカ のポスター 】




ハンフリー・ボガート Humphrey Bogart

生年月日 ■ 1899年1月23日
出身地 ■ 米国 ニューヨーク州ニューヨーク市
没年 ■ 1957年1月14日
身長・体重 ■ 177cm・72s




 1899年に外科医の父とイラストレーターの母の間にニューヨークで生まれる。18歳で海軍に入隊し第一次世界大戦に参戦。除隊後に映画界入りするが芽が出ず、ギャング映画で脇役を演じていた。それから長い間、殺されるか死刑になる役だった。 1941年、ジョン・ヒューストン監督に見出され「マルタの鷹」の探偵・サム・スペード役で主役級俳優としての地位を得た。イングリッド・バーグマンと共演した「カサブランカ」(1942年 ワーナー)で大ブレイク。アカデミー主演男優賞にノミネートされる(同作品が作品賞、監督賞・脚色賞を受賞)。「カサブランカ」でのダンディズムは忘れがたい。ラストシーンのかっこよさ。他の俳優ではキザになるこのシーンでも自然に絵になった。 1951年に「アフリカの女王」でアカデミー賞主演男優賞を受賞する。ハンフリー・ボガートは、ハリウッド・スターのシンボルだ。その人気の高さは“女優のモンロー、男優のボガート”といわれるほど。 彼は生前計4回もの結婚経験を持つ。最後の妻で最愛の妻となった「脱出」で競演した同じニューヨーク育ちの24歳年下のローレン・バコールとの間に一男一女を授かり12年間を幸せに過ごしたと言われている。1957年、57歳で食道ガンで帰らぬ人となった。

【 主な出演作品 】

1941 「マルタの鷹」
1943 「カサブランカ」
1944 「脱出」
1946 「三つ数えろ」
1947 「大いなる別れ」
1948 「黄金 キー・ラーゴ」
1951 「アフリカの女王」 ”アカデミー賞主演男優賞”
1954 「ケイン号の叛乱」「麗しのサブリナ」「裸足の伯爵夫人」
1955 「俺たちは天使じゃない」「必死の逃亡者」


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