| タイトル / 動画 |
説明文 |
1位 サンセット大通り 原題: SUNSET BOULEVARD (1950年)
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名匠ビリー・ワイルダー監督が、虚構と現実が巧みに交じえて往年のハリウッド女優と売れない脚本家の愛憎劇を描いたハリウッド内幕映画の傑作。本作で主演のグロリア・スワンソンは役柄そのままに実際もサイレント映画時代の大スターで、彼女がモデルとも言われている。ノーマに扮したグロリア・スワンソンのラスト・シーンに向けて次第にテンションの上がって行く鬼気迫る芝居が凄い。 ある日、借金取りに追われていた売れない脚本家のジョー(ウィリアム・ホールデン)は、サンセット大通りに建つ一軒の寂れた邸宅に逃げ込む。そこは、サイレント映画時代の伝説的女優ノーマ・デズモンド(グロリア・スワンソン)の住まいだった。そして、かつての栄光を取り戻すべく銀幕への復帰を目指す彼女は、ジョーに主演作品の脚本を住み込みで執筆させることに。寝食にありつけるとあってこの依頼を引き受けたジョー。しかし、仕事はおろか私生活まで束縛され、ノーマへの不満が募っていく。やがて、ノーマが未だ復帰の機会を得られない中、同じ脚本畑のベティ(ナンシー・オルソン)に癒しを求めていくジョーだったが…。 出演は、グロリア・スワンソン(ノーマ・デズモンド)、ウィリアム・ホールデン(ジョー・ギリス)、エリッヒ・フォン・シュトロハイム(マックス)、ナンシー・オルソン(ベティ・シェーファー)、フレッド・クラーク、ジャック・ウェッブ、ロイド・ガフ、ヘッダ・ホッパー など。 公開当時から批評家たちの評価も高く、同年のアカデミー賞11部門にノミネートされたが、対抗馬であった「イヴの総て」相手に苦戦し結局3部門での受賞に留まった(「イヴの総て」は計6部門受賞)。現在ではアメリカ映画を代表する傑作と見なされており、1989年に創立されたアメリカ国立フィルム登録簿に登録された最初の映画中の1本である。 |
2位 十二人の怒れる男 原題: 12 ANGRY MEN (1957年)
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俗に“法廷もの”に分類されるミステリー映画であり、密室劇の金字塔として高く評価されている作品。父親殺しの罪に問われた少年の裁判で、陪審員が評決に達するまで一室で議論する様子を描く。元々は高い評価を受けたTV作品で、その脚本・演出コンビによる映画版。レジナルド・ローズのTVドラマの映画化で、テレビ版を演出した社会派の名匠シドニー・ルメットが監督したもの。密室の中、決して名前が明かされることのない12人が、それぞれの心理状態や家庭環境によって評決が二転三転していくさまが実にスリリング。会話劇であるにも関わらず、ヘンリー・フォンダ、リー・J・コッブ、ジャック・ウォーデンなどなど、いぶし銀のような名優たちの言葉による戦いは、まさに映画的で必見。 17歳の少年による殺人事件の裁判で、12人の陪審員中11人は有罪に投票するが、ひとりだけ証拠に疑問を持ち無罪を主張。白熱する議論と説得の中、ひとり、またひとりと無罪の方へ心が傾いていく…。 出演は、ヘンリー・フォンダ(陪審員8番)、リー・J・コッブ(陪審員3番)、エド・ベグリー(陪審員10番)、マーティン・バルサム(陪審員1番)、E・G・マーシャル(陪審員4番)、ジャック・クラグマン(陪審員5番)、ジョン・フィードラー(陪審員2番)、ジョージ・ヴォスコヴェック( 陪審員11番)、ロバート・ウェッバー(陪審員12番)、エドワード・ビンズ(陪審員6番)、ジョセフ・スィーニー(陪審員9番)、ジャック・ウォーデン(陪審員7番)など。 |
3位 めまい 原題: VERTIGO (1958年)
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スリラー映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の最高傑作の一つ。前半の謎めいたロマンスから後半の心理的なサスペンスまで、技巧を凝らした演出とバーナード・ハーマンの音楽で紡ぎ上げた極上のミステリー。本作は、はヒッチコック作品の中でも極めて特異な存在で、報われない恋に盲目的になる男の空しさや自分を捨ててまでも男の言いなりになろうとする女の切なさなど、男と女の愛の葛藤や妄念に固執し、しかも悲劇的に描いたことはなかった。 “スコティ”こと元刑事のジョン・ファーガスン(ジェームズ・スチュアート)は、屋上で犯人追跡中に同僚を墜死させたことから、高所恐怖症にかかって今は退職していた。商業画家の女友達、ミッジ(バーバラ・ベル・ゲデス)の所だけが、彼の気の安まる場所だった。そんなある日、昔の学校友達ゲビン・エルスターから電話があって、彼はその妻の尾行を依頼された。美しい妻のマデリン(キム・ノヴァク)が、時々、昔狂って自殺した曽祖母のことを口走っては、夢遊病者のように不可解な行動に出るというのだ…。 出演は、ジェームズ・ステュアート(ジョン・ファーガスン) 、キム・ノヴァク(マデリン・エルスター&ジュディ・バートン…二役) 、バーバラ・ベル・ゲデス(ミッジ) 、トム・ヘルモア(エルスター) など。 |
4位 ローマの休日 原題: ROMAN HOLIDAY (1953年)
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ウィリアム・ワイラー監督、オードリー・ヘプバーン主演のあまりにも有名なラブロマンス。ローマを舞台に某小国の王女と新聞記者とのロマンチックで切ない恋の夢物語。“世紀の妖精”オードリー・ヘプバーンのアメリカ映画デビュー作でもある。その生き生きとした表情、キュートなふるまい。プリンセス演じるオードリーのすべてがチャーミング。スペイン広場でアイスクリームを食べるシーン、ベスパの2人乗りなど、数々の名場面を生んだ。 美しいローマの観光名所を背景に、某小国の王女・アンは滞在先の宮殿を抜け出し、新聞記者・ジョーと束の間の恋に落ちる。身分違いの恋の行方は…。 出演は、オードリー・ヘプバーン(アン王女)、グレゴリー・ペック(ジョー・ブラッドレー)、ブラッドレー、エディ・アルバート(アーヴィング)、テュリオ・カルミナティ(将軍)、パオロ・カルソーニ(美容師)、ハートリー・パワー(ブラッドレーの上司)、マーガレット・ローリングス など。 1953年度のアカデミー賞では、主演女優賞(オードリー・ヘプバーン)、衣装デザイン<白黒>賞、脚本<原案>賞を受賞。 |
5位 イヴの総て 原題: ALL ABOUT EVE (1950年)
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監督マンキウィッツ自身による見事な脚本と、名優たちの火花散らす熱演とが融合した、バックステージものの最高傑作。マンキーウィッツは監督は、前年のアカデミー賞において「三人の妻への手紙」に続いてアカデミー監督賞と脚本賞を受賞。2年連続で4つのアカデミー賞を一人の人間が獲得したのは後にも先にもマンキーウィッツただ一人。 田舎からニューヨークへ出、大女優(ベティ・デイヴィス)の付き人となったのを皮切りに、有名批評家に取り入って大女優の代役から一躍、ブロードウェイの寵児にのし上がるヒロインを、アン・バクスターがまさに一世一代の体当たり芝居で演じきる。批評家役のジョージ・サンダースも、いつになく繊細な役柄を的確に表現し、オスカー助演賞を得た。そして無名の頃のモンローが顔を出している。 ある日、新進女優イヴ・ハリントンはアメリカ演劇界の栄えある賞に輝いた。だが、彼女がここまで上り詰めるには、一部の関係者たちしか知り得ない紆余曲折の経緯があった。8ヶ月前、田舎からニューヨークへ出てきたイヴは、ひょんなことから憧れの舞台女優マーゴの住み込み秘書となった。するとイヴはこれを皮切りに、劇作家や有名批評家に巧く取り入り、マーゴまでも踏み台にしてスター女優へのし上がっていく…。 出演は、ベティ・デイヴィス、アン・バクスター、ジョージ・サンダース、ゲイリー・メリル、マリリン・モンロー、ヒュー・マーロウ、グレゴリー・ラトフ、ランディ・スチュアート、セレステ・ホルム など。 アカデミー賞では、作品賞をはじめとして6部門で受賞。カンヌ国際映画祭でも審査員特別賞と女優賞を受賞した。 |