| タイトル / 動画 |
説明文 |
1位 道 原題: LA STRADA (1954年 イタリア)
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自他共に認めるフェデリコ・フェリーニ監督の代表作の一つ。旅回りの道化師と一人の女をめぐって人生の哀歓をつく話題作。野卑な男が、僅かに残っていた人間性を蘇らせるまでを描く。本作品は扱っているテーマが“人間の孤独”であり、ラストは悲しくも素晴らしい名場面。貧しい上に少々足りない娘ジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)は、オートバイで旅まわりをする曲芸師ザンパノー(アンソニー・クイン)の助手となって旅に出た。ザンパノーの呼びものは、胸の力で鎖を切ること、それに疑い深く、狡猾と欲情にこりかたまった男である。彼はさっそく暴力によってジェルソミーナを妻にし、金ができれば他の女を追いかけまわしている。ジェルソミーナのやさしい心も彼には通じない。脱走してもつかまってしまう。ちょうどその頃、二人は小さな曲馬団に参加した…。キャストは、アンソニー・クイン(ザンパノー)、ジュリエッタ・マシーナ(ジェルソミーナ)、リチャード・ベイスハート(綱渡り芸人) など。1954年ヴェニス国際映画祭サン・マルコ銀獅子賞、1956年ニューヨーク映画批評家協会最優秀外国映画、1956年アカデミー最優秀外国映画賞各受賞。 |
2位 禁じられた遊び 原題: JEUX INTERDITS/FORBIDDEN GAMES (1952年 フランス)
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ナルシソ・イエペスの奏でるメロディに乗せて、静かに反戦を謳う世界映画史上不朽の名作。戦争孤児になった一少女と農家の少年の純心な交情を描く。90分足らずのモノクロ・フィルムにこめられた、美しく悲しい反戦への静かな訴え。監督は、ルネ・クレマン。フランソワ・ボワイエの原作小説を、「肉体の悪魔(1947)」のコンビ、ジャン・オーランシュとピエール・ボスト、それにクレマンが共同で脚色。1940年6月、南仏の田舎。機銃掃射で両親を失い、さまよっていた5歳の少女ポーレットは、少年ミシェルと出会い彼の家に連れていってもらう。ポーレットのために死んだ子犬の墓を作るミシェルから、死んだものはこうやって葬る事を教わったポーレットはミシェルといっしょに次々とお墓造りをしていった…。出演は、ブリジット・フォッセー、ジョルジュ・プージュリー、シュザンヌ・クールタル、ジャック・マラン など。アカデミー賞名誉賞(後の最優秀外国映画賞に当たる)、ベネチア映画祭サン・マルコ金獅子賞などを受賞。ナルシソ・イエペスの切々と鳴り渡るギターのメロディが涙腺を緩ませる。 |
3位 大人は判ってくれない 原題: LES QUATRE CENTS COUPS/THE 400 BLOWS (1959年 フランス)
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ヌーヴェル・ヴァーグの新鋭フランソワ・トリュフォーの第一回監督作品。トリュフォー自身の自伝的要素の強い長編デビュー作で、トリュフォーは少年期の悲しみ、孤独、独立への渇望を描いている。アントワーヌ・ドワネルはパリの下町に住む13歳の少年。学校ではいつもいたずらばかりして先生に目をつけられている。共稼ぎの両親は、夫婦仲が余りよくなく何かと口論ばかりしていた。そんなある日、遊び金に困った彼は父の会社のタイプライターを盗んで質に入れようとしたが、すぐにバレてしまい、両親は彼を少年鑑別所に入れてしまう…。出演は、ジャン=ピエール・レオー、アルベール・レミー、クレール・モーリエ、パトリック・オーフェー、ジョルジュ・フラマン、イヴォンヌ・クローディ、ギー・ドコンブル、ロベール・ボーヴェー、クロード・マンサール など。本作は、ゴダールの「勝手にしやがれ」と同時期に公開され、今では完全に定着した、いわゆる“ヌーヴェル・ヴァーグ”の時代を切り開いた記念碑的作品。1959年カンヌ映画祭で監督賞を受賞、若き天才として、フランソワ・トリュフォーの名を世界中に知らしめた作品でもある。 |
4位 死刑台のエレベーター 原題: ASCENSEUR POUR L'ECHAFAUD/FRANTIC/LIFT TO THE SCAFFOLD/ELEVATOR TO THE GALLOWS (1957年 フランス)
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ノエル・カレフのサスペンス小説を映画化した、フランスの名匠ルイ・マル監督の新感覚スリラー映画(デビュー作)。行き先を失った都会の男女の心情を描く。アイデアの面白さと、それに見合った優れた演出手法により、息をもつかせぬ緊迫感で見せ切る、ヌーヴェル・ヴァーグの草分け的秀作。モノクロ画面の中、現代人の乾いた空虚な心理までもが巧みに描かれている。マイルス・デイヴィスのジャズ音楽も見事な効果を挙げている。土地開発会社に勤める技師ジュリアン(モーリス・ロネ)は社長夫人フロランス(ジャンヌ・モロー)と通じており、邪魔な社長を殺す完全犯罪を目論んでいた。だが社内で社長を殺した帰途、残してきた証拠に気づいたジュリアンは現場へ戻ろうとするが、週末で電源を落とされたエレベーター内に閉じ込められてしまう。しかも会社の前に置いてあった車は、若いカップルに無断で使われており、彼らは彼らで別の犯罪を引き起こしていた…。出演は、モーリス・ロネ、ジャンヌ・モロー、ジョルジュ・プージュリー、リノ・ヴァンチュラ、ヨリ・ヴェルタン、ジャン=クロード・ブリアリ、シャルル・デネ など。 |
5位 抵抗 -死刑囚の手記より- 原題: UN CONDAMNE A MORT S'EST ECHAPPE OU LE VENT SOUFFLE OU IL VEUT/A MAN ESCAPED (1956年 フランス)
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実話を基にしたサスペンス・アクションとしての娯楽性もある秀作。ナチスに捕らえられた死刑囚のフランス将校の気の遠くなるような脱走劇を、ドキュメントタッチで極限状況の人間の行動や仕草を描く。監督は、ロベール・ブレッソン。独房内での男の執念の眼差しと手の動きに、カメラは徹底して肉迫しており、緊張感のあるサスペンスに仕上がっている。ドイツ占領下のリヨンで、レジスタンスのフランス将校が逮捕された。彼はドイツ軍の手によって、脱走不可能と謳われた監獄に入れられる。だが生き延びることを決意した彼は、身の回りの品を使って、脱獄計画を進めていた…。出演は、フランソワ・ルテリエ、シャルル・ル・クランシュ、モーリス・ベブアロック など。 |