| タイトル / 動画 |
説明文 |
1位 8 1/2 原題: Otto e mezzo (1963年 イタリア)
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言わずと知れた名匠フェデリコ・フェリーニ監督の代表的作品でフェリーニ監督自身の自伝的な作品。映画監督を主人公にしており、現実と虚構の世界が交錯する構成となっている。著名な映画監督のグイドは、新作の構想と療養のため、温泉地へとやってくる。しかし、一向に定まらない映画内容と、周りの出資者に接する苦悩だけが積もっていく。いつしかグイドは、自らの理想の世界へと現実逃避する。タイトルは帯分数を示しているが、邦題としては「はちとにぶんのいち」ではなく「はっかにぶんのいち」と呼ばれている。これは、本作品が公開された当時、日本の学校教育では帯分数を「何か何分の何」と読むよう教えていたため。温泉地に逗留している43歳の映画監督グイド(マルチェロ・マストロヤンニ)。この地で新作の撮影を控えているのだが、構想がまとまらず、プロデューサーにせっつかれながらも、すでにクランクインを2週間延期している。仕事上のスランプ、冷え切った妻との関係…公私共々ストレスにさらされているグイドの脳裏には幼少時の記憶やまだ見ぬ夢の美少女の幻影が現れては消える。ストレスが頂点に達したグイドがとった行動とは…。出演は、マルチェロ・マストロヤンニ(グイド・アンセルミ)、アヌーク・エーメ(アンセルミ)、クラウディア・カルディナーレ(クラウディア)、サンドラ・ミーロ(カーラ)、バーバラ・スティール(バーバラ)、マドレーヌ・ルボー(マドレーヌ)など。1963年度アカデミー外国語映画賞、アカデミー衣裳デザイン賞を受賞。 |
2位 テオレマ 原題: TEOREMA/THEOREM (1968年 イタリア)
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1960~70年代に数々の古典文学の斬新な映像化で既成の権威に激しく挑戦したピエル・パオロ・パゾリーニが、自らの原作をもとに発表した問題作。ある1人の青年の来訪により、家族が崩壊していく姿を描く。監督・原作・脚本:ピエル・パオロ・パゾリーニ。”聖性”をひめた青年の来訪によって家族全員がその青年と性的に結び付き、崩壊にまでみちびかれてしまうブルジョワ家庭を描きながら、その寓話的語りのなかに現代への鋭いメッセージと、未来への啓示をこめている。公開時のコピーは、『映画“テオレマ”は 猥褻の美学か 官能の芸術か 鬼才パゾリーニが 世界に叩きつける はげしい衝撃!』。 ミラノ郊外に住む、ある工場経営者の一家(主人、妻、娘、息子、家政婦)の前に一人の男が姿を現わし、なぜか男と一家との共同生活が始まる。そのうちに家族全員が男に魅了されていくが、男が家族の前から立ち去ると、残された家族は奇妙な行動を取り始め、家庭は崩壊する…。キャストは、テレンス・スタンプ(訪問者)、マッシモ・ジロッティ(パオロ…主人)、シルヴァーナ・マンガーノ(ルチア…妻)、アンヌ・ヴィアゼムスキー(オデッタ…娘)、アレドレ・ホセ・クルス(ピエトロ…息子)、ラウラ・ベッティ(エミリア…家政婦)、ニネット・ダヴォリ(配達人)など。ラウラ・ベッティがヴェネツィア国際映画祭 女優賞を受賞した。 |
3位 情事 原題: L' AVVENTURA/THE ADVENTURE (1960年 イタリア)
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“愛の不毛”を描き続けたミケランジェロ・アントニオーニの、賛否わかれる、狐につままれたようなお話。ミケランジェロ・アントニオーニが自らシナリオを書き、監督して愛のうつりかわりを描いた作品。後に、「愛の不毛」三部作と呼ばれることになる作品群の第一作。本作は、公開当時、観客の期待を裏切る“腑に落ちない”結末で話題となり、行方不明のままのアンナに出頭を呼びかける新聞記事も出たというエピソードもある。元大使の一人娘アンナ(レア・マッセリ)は、仲の冷めかけていた建築家の恋人サンドロ(ガブリエル・フェルゼッティ)と親友のクラウディア(モニカ・ヴィッティ)を連れ、公爵夫人の招きで、夏の終わりの数日間をシチリアのエオリア諸島に過ごすことになり、ヨットで出かける。気まぐれに小さな無人島に立ち寄る一同だったが、そこで忽然とアンナが姿を消す。捜索隊も出動し、残された二人も懸命に行方を捜すが、そのうちやましさを覚えながらも情事に耽り、やがて誰もアンナの件を口に出さなくなる…。出演は、モニカ・ヴィッティ、ガブリエル・フェルゼッティ、レア・マッセリ など。1960年のカンヌ国際映画祭“ある視点”部門賞を、市川崑監督の「鍵」と分け合っている。 |
4位 女と男のいる舗道 原題: Vivre Sa Vie (1962年 フランス)
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女優を目指すため夫と子供を捨て家を飛び出した娘が娼婦に落ちていく姿を描いた、ジャン・リュック・ゴダール監督による長編映画第4作。 12のエピソードからなる娼婦ナナの物語。安月給のレコード店員ナナは生活費のために売春を始めるが、ヒモの争いに巻き込まれ、流れ弾にあたって死んでしまうというもの。売春を特別な職業としてとらえず、扇情的なシーンもほとんどないまま悲劇的な終幕をむかえる。ラストは身を売られる羽目になり結局死で終わるという哀しい話。監督・原作・脚本は、フランスでの映画運動“ヌーヴェルヴァーグ”の代表的存在である、ジャン=リュック・ゴダール。マルセル・サコットのドキュメンタリー『売春婦のいる場所』にゴダールが脚色を加えた作品。ゴダールが実生活でも恋人だったアンナ・カリーナを主役に抜擢。ナナ(アンナ・カリーナ)は若くして結婚して離婚をしたが女優を夢見ていた。しかし、安月給のレコード店では生活するのがやっと。たまたま街で男に誘われるままホテルに入り金を受け取る。そして、娼婦のヒモであるラウルと出会い彼に興味を持った彼女はその道に…。出演は、アンナ・カリーナ、サディ・レボ、ブリス・パラン、アンドレ・S・ラバルト など。 |
5位 太陽がいっぱい 原題: Plein Soleil (1960年 フランス=イタリア)
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アラン・ドロンが“天使の顔をした悪人”を演じるサスペンス・ドラマ。まばゆい地中海の太陽と海の輝きを背景に、屈折した青年の鮮烈な青春像を浮き彫りにする。原作は、パトリシア・ハイスミスの小説『才人リプレイ君』(原題。邦訳本の題名は『太陽がいっぱい』、『リプリー』)。監督・脚本は、名匠ルネ・クレマン。緊迫感あふれるサスペンスストーリーと、キレ味の鋭いどんでん返しが見事。主演のアラン・ドロンは、この映画でスターの地位を不動のものにした。冷酷なフィリップを演じるモーリス・ロネ、その恋人を演じるマリー・ラフォレの美しさも見もの。本作でニーノ・ロータ作曲の哀切漂うメインテーマ曲は広く知られている。悪友フィリップ(モーリス・ロネ)を、彼の父親の頼みで連れ戻しに来た貧乏な若者トム(アラン・ドロン)。しかし放蕩息子であるフィリップは父の元へ戻る気はなく、親の金で遊び回っていた。トムはフィリップの金目当てに彼と行動を共にするが、トムやフィリップの恋人マルジェ(マリー・ラフォレ)に対してフィリップが時折見せる傍若無人な態度に怒り、フィリップを殺害してしまう。死体を海に捨てた後、トムはフィリップになりすまして彼の財産を手に入れようと画策し、計画は成功したかに見えたのだが…。出演は、アラン・ドロン(トム・リプリー)、マリー・ラフォレ(マルジェ)、モーリス・ロネ(フィリップ)、エルヴィーレ・ポペスコ、ビル・カーンズ、ロミー・シュナイダー(カメオ出演)など。 |