| タイトル / 動画 |
説明文 |
1位 ベニスに死す 原題: Death in Venice/A Swedish Love Story (1979年 イタリア=フランス)
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20世紀を代表する映画監督ルキノ・ビスコンティが、終生の愛読書であるトーマス・マンの原作に改編を加え、主人公の設定を文学者からグスタフ・マーラーを模した作曲家として映画化したもの。《製作・監督》 ルキノ・ビスコンティ / 《原作》 トーマス・マン / 《音楽》 グスタフ・マーラー。純粋な美の具現と思えるような美少年に、魅入られた芸術家の苦悶と恍惚を描く。静養のためヴェネツィア(ベニス)を訪れることにした老作曲家は、その道中、船の中でふと出会った少年・タジオに理想の美を見出す。以来彼は浜に続く回廊をタジオを求めてさまようようになる。ある日ベニスの街中で消毒が始まる。尋ねると疫病が流行しているのだという。やがて自らも感染した彼はまるで死に化粧のように白粉と口紅を施し、タジオの姿を求めてヴェニスの町を徘徊する。疲れきった彼は体を海辺のデッキチェアに横たえながら友人とはしゃぐタジオの姿を見つめ、波光がきらめく中笑みを浮かべつつ死んでゆく。流れた涙で化粧は醜く落ちていく…。出演は、ダーク・ボガード(アッシェンバッハ)、ビョルン・アンドレセン(タジオ)、シルヴァーナ・マンガーノ(タジオの母)、ロモロ・ヴァリ(ホテル支配人)、マーク・バーンズ(アルフレッド)、マリサ・ベレンスン(アッシェンバッハ夫人)など。1971年度第24回カンヌ国際映画祭で、25周年記念賞を受賞した。 |
2位 映画に愛をこめて アメリカの夜 原題: Day for Night La nuit americaine (1979年 フランス=イタリア)
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巨匠フランソワ・トリュフォー監督が、一癖も二癖もあるキャストやスタッフを迎えて臨む映画撮影の内幕を描いた異色の傑作ドラマ。『パメラを紹介します』という一本の映画の撮影開始から完了までを、一本の映画の中で描く。フェラン監督(F・トリュフォー)による映画が、ニースで撮影される。ノイローゼ気味のハリウッド女優や気難しい男優、妊娠がバレた新人など、問題あるスタッフをかかえて、監督の撮影もなかなかはかどらない…。出演は、ジャクリーン・ビセット(ジュリー)、ジャン=ピエール・レオ(アルフォンス)、ジャン=ピエール・オーモン(アレキサンドル)、アレクサンドラ・スチュワルト(ステイシー)、フランソワ・トリュフォー(フェラン)、ナタリー・バイ(ジョエル)、ヴァレンティナ・コルテーゼ(セブリーヌ) など。タイトルの“アメリカの夜”とは、カメラのレンズに特殊なフィルターをかけて、夜のシーンを昼間に撮る「擬似夜景」のこと。 アカデミー外国語映画賞受賞。 |
3位 ブリキの太鼓 原題: Die Blechtrommel (1979年 西ドイツ=フランス)
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第1次大戦と2次大戦の間のダンツィヒの町を舞台に3歳で大人になることを拒否し自らの成長をとめた少年オスカルと彼の目を通して見た大人の世界を描く。原作は、ドイツの作家ギュンター・グラスが1959年に発表した長篇小説『ブリキの太鼓』。監督は、フォルカー・シュレンドルフ。ブリキの太鼓を叩き、奇声を発しガラスを割るという不思議な力も身につけたオスカル、従兄との不倫を続ける母、臆病者の父、画面は時代が産んだ奇異なキャラクターとグロテスクな描写に溢れている。3歳の誕生日を迎えたオスカル(ダーフィト・ベンネント)は約束していたブリキの太鼓を買ってもらう。そして、大人の汚い世界に嫌気が差していたことから、階段から落ちて成長を自ら止める。成長が止まったのと同時に、太鼓を叩き奇声を発するとガラスが割れるという能力を身につけた。一方、オスカルの母親アグネスは夫アルフレートの目を盗み従兄ヤンと情事を重ねるが、良心の呵責、成長しないオスカルへの絶望から自殺してしまう。その頃ヒットラーが政権をとりナチスによるユダヤ人狩りが始まろうとしていた…。出演は、ダーフィト・ベンネント(オスカル・マツェラート)、マリオ・アドルフ(アルフレート・マツェラート)、アンゲラ・ヴィンクラー(アグネス・マツェラート)、カタリーナ・タールバッハ(マリア・マツェラート)、ダニエル・オルブリフスキ(ヤン・ブロンスキ)、ローラント・トイプナー(ヨーゼフ・コリャイチェク) など。1979年度カンヌ国際映画祭パルム・ドール賞、アカデミー外国語映画賞を受賞。 |
4位 木靴の樹 原題: L' ALBERO DEGLI ZOCCOLI/THE TREE OF WOODEN CLOGS (1978年 イタリア)
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映画の題材は20世紀前半の農夫の生活。ある分益小作農場に暮す4家族に起こるできごとを中心に、土に生きる人々の生に対する素朴な感情を描く。イタリア・ネオレアリズモ(新写実主義)の流れをひいて貧しいものの暮らしに焦点を当て、いろいろな場面で本物の農夫や素人を起用したという。原作・監督・脚本・撮影はエルマンノ・オルミ。北部イタリア・ベルガモ近郊の農村の貧しい農家に生まれた少年。父は学校に通う彼に木靴を拵えてやるため、領主に伐採を禁じられていた街路樹を伐り倒してしまい、以来、一家は災難に見舞われる…。出演は、ルイジ・オルナーギ(バティスティ)、フランチェスカ・モリッジ(バティスティーナ)、オマール・ブリニョッリ(ミネク)、ルチア・ペツォーリ、フランコ・ピレンガ、ロレンツォ・ペドローニ など。カンヌ映画祭のパルムドールやセザール賞の最優秀外国映画賞をはじめ14の賞を受賞した。 |
5位 旅芸人の記録 原題: O THIASSOS (1975年 ギリシャ)
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テオ・アンゲロプロス監督のギリシャ現代史三部作のひとつで、最高傑作とも言われる。“現代ギリシャ史と風景を横断する旅”をテーマとし、ギリシア神話に依拠した、叙情詩的、叙事詩的な作品。1939年から1952年までの14年間のギリシャの圧制、占領、反乱の歴史を背景に、全土を巡業する、ある旅芸人一座の波乱に満ちた生きざまを描く。映画初公開当時、360度パン(カメラを水平にぐるっと回すこと)に人々は度肝を抜かれたという。1939年の晩秋、ギリシャ。そこにおりたった、11人の旅芸人一座。座長アガメムノン、妻クリュタイムネスト、長女、次女とその幼い子供の5人の一家に、先頭をゆくピュラデス、詩人と呼ばれる青年、アコーデオン奏きの老人らだ。一行のそばを通りすぎていく男が明日の午後、ドイツ情報相ゲッベルス閣下が、オリンポス見物の途次、エギオンを通過すると告げる…。出演は、エヴァ・コタマニドゥ、ペトロス・ザルカディス、ストラトス・パヒス、キリアトス・カトリヴァノス など。 |